インタビュー 小島富江さん
JA丹の国大江支店の隣で、毎週金曜日、特産品販売所「鬼和味(きわみ)」が開店します。新鮮野菜や加工品、手工芸品などを販売しています。開店当初から、大槻ふみ子さんとともに頑張ってきた仲間がたくさん、そのうちのお一人、小島富江さんにお話をうかがいました。
-立ち上げの頃の様子をお聞かせください-
合併で町会議員を辞めたふみ子さんは、手作りの食品加工を始めていました。福知山市に合併して寂しくなった役場周辺に、なんとかして賑わいを取り戻したいと開店した「鬼和味」ですが、当初はなかなか売れなくて。そんな時もふみ子さんが「大丈夫、工夫したら売れる!」と励ましてくれました。この頃に辛抱強くがんばったから、今に続いていると思います。
この地で生まれ育った私は、「柿なんて誰も買わへん」と思っていたし、ボトボト畑に落ちているスモモを見ても「どうしようもない」と思っていたけど、ふみ子さんは「柿ほしい人もいるで!」「もったいない!スモモは加工しよ」。で、柿もスモモジャムもほんとに売れてびっくり。

-市会議員になって鬼和味とは?-
ふみ子さんは、京都の上賀茂をはじめあちこちの手づくり市にも出かけて、いろんなものを見てきて、その情報をみんなに教えてくれました。加工方法も新しい感覚で、それまでにないレシピが次々。市会議員になって加工に携わる時間も少なくなる中、自分のレシピを出し惜しみせずに人に教え、その譲ってもらったレシピをもとにした加工食品を販売している人もたくさんいます。忙しい時には、“開店準備だけでも”と来てくれています。
また、いろんな助成金なども調べてきてくれて、活用させていただいています。店のレジもそれで整えられました。申請など面倒な書類は全部ふみ子さん任せです。おかげで今は、地域の人に楽しみにしていただき、結構遠方からのお客さんもあります。

-ふみ子さんにエールを-
 ふみ子さんにはいっぱいお世話になっているけど、彼女は「してやった、してやった」と言わないから、何でも頼みやすいです。気さくにものが言える。こんな人が府会議員になったら、京都府がぐっと身近になると思います。ふみ子さんはとっても柔らかい頭を持っています。過疎対策や福祉など、なかなか良くならない現状に風穴を開けてほしいです。